借宿は古くは「遠近の里」と呼ばれました。
遠近宮(おちこちのみや)は、磐長姫命(いわながのひめのみこと)を祀っています。
彼女は浅間山の守護神です。
そして健康長寿、特に安産にご利益があることで有名です。
遠近宮(おちこちのみや)は、磐長姫命(いわながのひめのみこと)を祀っています。
彼女は浅間山の守護神です。
そして健康長寿、特に安産にご利益があることで有名です。
落ち着いた風情の中に佇む社があります。
境内は意外に広く、借宿を代表するスポットです。
御社殿の階段は左右から上がる珍しい配置。
湧水を抱えた池
浅間山の湧き水をたたえた池があります。
由来などの説明表示も豊富で、ゆったりと散策が楽しめます。
由来などの説明表示も豊富で、ゆったりと散策が楽しめます。
魔の石
昔、村人たちは、この石に足を掛けて馬の乗り降りに便利に使っていました。
しかし、使ったひとたちが足を患うようになってきたそうです。
皇女和宮が1861年に十四代将軍徳川家茂に輿入れの際に中山道を下ることになり、
災いがあっては大変だと取り除こうとしました。
ですが大きくて重くてまったく動かない。
それが、明治天皇が1978年にご巡幸した際には、あっさり掘り出せてしまったのだそうです。
しかし、使ったひとたちが足を患うようになってきたそうです。
皇女和宮が1861年に十四代将軍徳川家茂に輿入れの際に中山道を下ることになり、
災いがあっては大変だと取り除こうとしました。
ですが大きくて重くてまったく動かない。
それが、明治天皇が1978年にご巡幸した際には、あっさり掘り出せてしまったのだそうです。
腰掛け石
村の盆踊りや子供の遊びに邪魔だったこの大きな石。
砕いて取り除こうとしたのですが、あまりに硬くて作業を放棄しました。
その後の調査で、1800年に作成された古文書に「在原業平遠近宮の腰掛け石」と描かれていることがわかりました。
由緒ある石だったのです。
砕いて取り除こうとしたのですが、あまりに硬くて作業を放棄しました。
その後の調査で、1800年に作成された古文書に「在原業平遠近宮の腰掛け石」と描かれていることがわかりました。
由緒ある石だったのです。
古い消防ポンプ
村中の火事の際に活躍したものを、大切にしまってあります。
手動式のポンプで、当時は村自慢の設備だったそうです。
手動式のポンプで、当時は村自慢の設備だったそうです。
お社には、丁寧に説明が添えてあります。
軽井沢の中にもいろいろな地区があり、歴史も垣間見ることができます。
軽井沢の中にもいろいろな地区があり、歴史も垣間見ることができます。
基本情報
名称
遠近宮(おちこちのみや)
住所
389-0111 北佐久郡軽井沢町大字長倉 東屋敷4751番地